副業でも役立つ「リモートワークスキル」を高める考え方

2020年04月08日(水) 18:20

更新:2020年04月08日(水) 18:41


リモートワークが加速している

最近は新型コロナウィルス対策でリモートワーク推奨が加速しており、実際にリモートワークをしている方も増えていると思います。
東京都や埼玉県などでは平日は可能な限り在宅勤務を推奨している状況です。

4/7には東京、埼玉、神奈川など7都府県に緊急事態全然が発せられより一層在宅勤務を推奨する流れとなりました。


WEB系などのIT企業では元々リモートワークができる環境が整っている場合が多いので
そういった企業では比較的早い段階から従業員のリモートワークを推奨していました。

もちろん、元々リモートワークができる環境にない企業や
そもそもリモートワークができない業種や職種もあるとは思います。
ただそもそもリモートワークができない業種や職種を除いては、
全ての企業が積極的にリモートワークはやっていくべきですし、今後多様化する働き方の中で
会社として リモートワークができないというのは大きな問題 だと思います。

リモートワークはスキル だと思っているので、初めてやる場合はうまく出来ないのは当たり前です。
それをリモートワークは難しいと諦めるのではなく、 リモートワークスキルを高める ことで
しっかりと出来るようにすることが会社としても個人としてもやるべきことだと思います。

最近のLINEの調査結果によると仕事をリモートにしているのはたったの5%のようです。


これは海外と比べても非常に低いです。
例えばニューヨークでは60%以上の企業がリモートワークをしているようです。


この状況はまさに海外と比べても日本は 「リモートワークスキルが低い」 状態だと思います。

副業とリモートワークのやり方は似ている

リモートワークは基本的には1人で自分のペースで仕事をすることになるので セルフマネジメントが重要 になってきます。
このセルフマネジメントは 副業をする際の考え方に非常に似ている と思います。

私自身、リモートワークも副業も経験していますが
リモートワークがうまく出来る人は副業もちゃんと出来る場合が多いと思いますし、
逆に副業をちゃんとできている方はリモートワークもうまいと思います。

私はエンジニアとしてのスキルを活かして副業する事を推奨していますが
エンジニアとしての副業は、本業での労働時間がある分リモートでやる事が非常に多いと思います。

なので今のリモートワーク推奨期間をうまく活用して 「リモートワークスキル」を高める事で
今後エンジニアとしての副業もやりやすくなる
と思っています。

最近はGoogleもリモートワークのやり方などをまとめており、非常に参考になります。


今回まとめた内容もこちらと被る部分が多いですが、個人的に特に重要でかつ副業でも大事な考え方をまとめたいと思います。

副業でも役立つ「リモートワークスキル」を高める3つの考え方

私は本業でも元々リモートワークの制度があったので、リモートワーク自体にはなれていましたし、
最近は3月、4月と基本的には全てリモートワーク予定です。
また2017年から現在までエンジニアとして副業をしていますが、副業も基本的にはリモート中心なのでこれらの経験から副業やリモートワークをする上で意識している事をまとめてみました。

1. 1日の始まりにその日のタスクを書き出して可視化する
2. アウトプットを意識する
3. 定期的にリモートで話ができる場を設定する

1. 1日の始まりにその日のタスクを書き出して可視化する

これが一番重要ですぐにでも実践できる事だと思います。
私自身も毎日リモートワークが続く今では、必ずやっています。

リモートワークは基本的には1人で自分のペースで仕事をすることができます。
これがリモートワークの大きなメリットでもあると思っています。

会社に出社して周りに人がいる状況だと、誰かに話しかけられたり、自分から話したりすることで
時間が使われることが意外に多いと思います。
これが良い悪いとは関係なしに、リモートワークではそういったことがないので自分のペースで自分のタスクをこなすことができます。

「自分のペースで自分のタスクをこなすことができる」 というのが非常に重要で、
これができる環境であれば、 その日のタスクを書き出して可視化 することで以下の効果があると考えています。

・予め何をやるのかを決めてタスクをこなすことでスケジュール通りに効率的な仕事をすることができる
・予定を決めることで個人として最大限の強制力を持たせながら仕事ができる
・仕事の終わりにその日の作業報告としてそのまま共有できる

頭の中にあるタスクを可視化することで効率も高まりますし、やるべきことが明確になっていると周りに人がいない環境下でも個人のパフォーマンスを落としにくいと思います。
またリモートワークの場合は何をやったのかをチームや組織の中で共有すること非常に重要なので、
その日の作業報告としてそのまま使えるというのも大きなメリットだと思います。


以上の理由から 「1日の始まりにその日のタスクを書き出して可視化する」 ことは
明日からできて、かつ仕事の効率もあげることができるので、もしまだやっていない方は試して欲しいと思います。

2. アウトプットを意識する

リモートワークだと物理的に誰が何をやっているかが確認しづらいという課題があります。
なので通常通り会社で出社する時よりもより アウトプットを意識 した仕事をしないと、一体誰が何をやっているのかが不透明になってしまいます。

これは 本質的にはリモートワークだろうが本業だろうが副業だろうがしっかりとアウトプットを出す というのはやるべき事ですが、
リモートワークや副業ではより意識を高めるべきだという考えです。

またこのアウトプットというのは
・他人から見ても分かるようなアウトプット
・期待を超えるようなアウトプット
を意識すべきだと思います。

出社していれば日々の丁寧なコミュニケーションなどを意識する事で期待超えのアウトプットを出せた場合もあるかもしれませんが、リモートワークになると日々の丁寧なコミュニケーションが見えなくなってしまうため
その分単純な 結果=アウトプット で成果を共有する事が大事だと思います。

3. 定期的にリモートで話ができる場を設定する

これは今回の新型コロナウィルス対策で長期間リモートワークが続く場合や、副業で長期間企業とやりとりをする場合に有効だと思っています。
リモートワークの最大の欠点としては物理的に人の顔が見えなかったりするので、それによる コミュニケーションのやりにくさ が発生するところだと思います。

このように長期間リモートワークが続き、個人のペースでの仕事が続くと会社や組織として 心理的安全性を保ち続けるため
「定期的にリモートで話ができる場」 を意図的に設定するのが良いと思っています。
分かりやすく言い換えると、定例ミーティングの設定に近いと思います。

定例ミーティングとというと特にエンジニアの方々は比較的嫌がる人が多いかもしれません。
また無駄な定例ミーティングはどこの企業にもあると思いますし、むしろそういった会議は積極的になくして効率化させることが重要な時代にもなってきたと思います。

しかし今回のような長期間人と合わないような状態では、 定期的に人とコミュニケーションができる場を強制的に作る ことでコミュニケーションの頻度を高めて 心理的安全性を保ち続けることができる と思います。

最近ではzoomやGoogleハングアウトやslackのビデオ通話などを使っていつでもリモートでコミュニケーションはとれますが、
これらのツールを使って自分からコミュニケーションをとりにいくのは、それなりのハードルがあると思います。
そういったハードルをできるだけなくすためにも 決まった時間でコミュニケーションが取れる場を設ける ことは効果的だと思います。

副業の場合も同様で、副業と本業で時間軸が異なる場合が多いので、お互いのコミュニケーションを定期的に行うために
週1回程度の定例ミーティングなどは非常に効果的だと思います。

まとめ:副業でも役立つ「リモートワークスキル」を高めよう

リモートワークでも副業でも役立つスキルとして以下3つが非常に重要だと思っています。

1. 1日の始まりにその日のタスクを書き出して可視化する
2. アウトプットを意識する
3. 定期的にリモートで話ができる場を設定する

リモートワークはスキルなので、この状況を前向きに捉えて
今後副業でも活かせるような「リモートワークスキル」を高めていきましょう!


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