土日や平日を活用してエンジニアが副業する時間を確保する方法
2020年03月22日(日) 09:24
更新:2020年03月22日(日) 09:37
副業の1番の課題は「時間」
副業を解禁する企業も徐々に増えてきており、
エンジニアに限らず会社員で働く人の多くが副業に興味を持っている時代になってきました。
特にエンジニアに関しては90%以上の方が副業に興味があるようです。
そんな中、副業を始めるにあたって最も大きな課題は
「副業する時間が取れない」 という 「時間」 に関する部分だと感じています。
私もエンジニアとして2017年からずっと副業を続けており、
時間の使い方は工夫しているつもりなので、
私が副業する上で意識している時間の使い方についてまとめたいと思います。
エンジニアとして副業するにあたって必要な時間 = 週1日(8時間/週)
本業で週5で働いている人でエンジニアとして副業する場合に必要な最低限の時間は 週1日(8時間/週) 程度だと思います。
もちろん副業の案件によってもっと短い時間でできる副業やもっと時間がないとできない副業もありますが、
おおよそ週1日分稼働ができればある程度の副業は可能だと思います。
私も普段は週5で働きならが副業をしていますが、
副業での稼働時間は基本的には週1(8時間/週)です。
週1稼働で副業する場合は土日や平日の時間をうまく活用する事になると思うので、
今回は週1日(8時間/週)の時間を生み出すための方法 をまとめたいと思います。
土日や平日を活用してエンジニアが副業する時間を確保する3つ方法
・小さく始める
・日/週/月単位でスケジュールを決める
・仕組み化する
小さく始める
本業で週5日働き、さらに副業で週1日働くというのはそれなりに大変なことだとは思います。
なのでいきなり週1分の稼働で副業するというのが難しい場合は まずは小さく始めてみる のがおすすめです。
具体的には
・毎日デスクに座ってPCを開く
・毎日10分だけ本を読む
・超簡単なWebサービス(アプリ)を作ってみる
のようにいきなり副業を始めるのではなく、まずは 小さく副業ができるような習慣作り にチャレンジしてみると良いかもしれません。
毎日10分作業をするくらいであればおそらく時間を確保できない人はいないと思うので、
ここまで小さくすると 「できるできない」 の問題から 「やるかやらないか」 に切り替える事ができます。
またやるべき事を小さくする事で 「やる」という精神的ハードルも低くできる ので、まずは小さく始めてみるのをお勧めします。
これが継続できれば
1日10分作業 → 1日30分作業 → 1日1時間作業
のように徐々に時間を伸ばしていけば平日や土日を使って週1日(8時間/週)の作業時間はとりやすくなると思います。
日/週/月単位でスケジュールを決める
時間を作るのに必要なのは 現状を把握し、計画を立てる事 だと思います。
なのでまずは本業、副業、プライベートで時間をどう使っていくのかスケジュールを決める事が重要だと思います。
具体的には 月単位や週単位もっと細かくするなら日単位でスケジュール を決めても良いかもしれません。
月単位、週単位 でで考える場合は 土日をどう活用するか 、
日単位 で考えるなら 平日の時間をどう活用するか 、
が明確に見えてくると思います。
例えば、土日をどう活用するか考えるときに月単位で
・1周目は副業にがっつり時間をかける
・2周目はプライベートの時間を使う
・3周目は副業しつつ適度に休む
・4周目は副業しつつプライベートの時間も作る
のようにいつ何をやるか具体化させてスケジュールを決める事が重要だと思います。
このようにスケジュールを可視化する事で、これなら時間を確保して副業ができる、これならちゃんとプライベートの時間も取れると言うように 無理なくバランスをとりながら副業の時間が確保 できると思います。
仕組み化する
先ほどの「小さく始める」事で、「できるできない」の問題から「やるかやらないか」の問題に切り替える事が重要だという話をしました。
しかし、 「やるかやらないか」の問題だと結局個人の意思の強さ で行動できるできないが変わってしまうので、
「やるしかない状況」 をいかに作り出せるかが重要だと思っています。それがここで言う 「仕組み化」 です。
以前にも記事を書きましたが 「やるしかない状況」を意図的に作り出す 事で副業する時間を確保する「仕組み化」ができると思っています。
例えば私の場合は朝の 通勤時間中に必ず副業する ようにしています。
朝の電車が始発で必ず座れるので、座ってPCを開く事で朝の 通勤時間を「副業するしかない状況」にする 事で強制的に時間を確保しています。
会社員で働いていると通勤時間が最も無駄な時間と言われる事が多いですが、
個人的には 通勤時間をうまく活用する事でむしろ「やるしかない状況」が作りやすい と思うのでおすすめです。
また別の「仕組み化」の方法としては 先に副業案件を獲得しちゃう というのも1つのやり方だと思っています。
時間を確保してから副業するのではなく、副業を始める事で時間を確保する という考え方で
副業の案件を獲得してしまえば「やるしかない状況」を作る事ができます。
なのでまずは副業案件を取ることを意識するのも「仕組み化」の1つだと思います。
どうすればエンジニアの副業案件を獲得できるのか分からないという方はこちらのまとめをぜひご参考ください。
最終的なゴールは「習慣化」させること
ここまでまとめたのはあくまで時間を生み出すきっかけやちょっとした工夫の仕方です。
しかし 副業はあくまで短期的なものではなく、長期的に継続する事が重要 だと思っているので
そのために時間を確保する最終的なゴールは 「習慣化」 です。
ちなみに習慣化するまでに必要な日数は諸説あるそうですが、 「66日」 かかると言われる事が多いようです。
なのでまずは先ほど紹介した3つの方法を試して66日間継続してみると良いかもしれません。
・小さく始める
・日/週/月単位でスケジュールを決める
・仕組み化する
ただ個人的な感覚値からいうと、習慣化するのに必要な期間は 1年 くらいかると思っています。
習慣化したと思っても何かのきっかけやちょっとした変化でリズムが変わることはよくあると思いますし、
一番分かりやすい例だと春夏秋冬の四季があるので、季節や気温の変化によって生活リズムが崩れて習慣も崩れることは
よくあることだと思います。
私も昔週2〜3で朝早く起きて出社する前にランニングするというのをやっていましたが、
秋くらいから始めて2,3ヶ月くらいは継続できました。
しかし冬がきて寒くなってくると朝起きて外に出てランニングするのが精神的に困難になり、
結果途中から継続できなくなった事があります。笑
なので個人的な感覚値的としては 1年を通して継続できるものは習慣化できた と言えるのではないかと思いってます。
いずれにしても習慣化には長い時間をかける必要があるので、 長期的な目線 で時間の確保も考えた方が良いと思います。
副業は短距離走ではなく長距離走 だと思っているのであまりスタートダッシュしすぎず、
長い目で習慣化を意識して毎日の行動を少しずつ変化させるのが重要だと思います。
やってはいけない時間の作り方
ここまで時間の作り方についてまとめましたが、絶対にやってはいけない時間の作り方についても少し触れたいと思います。
睡眠時間を削る
これは特に実際に副業を始めた時にやりがちですが、副業の仕事を回すために睡眠時間を削って作業する人も多いと思っています。
睡眠時間を削ると 健康に直接的な悪影響を与える ので絶対にやめた方が良いです。
特に時間を作るためには「習慣化」させることがゴールになる中で、睡眠時間を削るのは完全にお勧めできません。
睡眠時間を削る事が習慣化されるのもよくない ですし、
逆に睡眠時間を削ると短期的に時間の確保はできますが 長期的な時間確保難しいので習慣化もしにくく なります。
なので睡眠時間を削るのは絶対にやめましょう。
もし時間がなくて何かを削る必要がある場合はこちらを参考に睡眠時間以外の時間を削りましょう。
本業の手を抜いて時間を作る
副業するための時間が確保できないから、本業の手を抜いて早く帰り副業をやってみようと考える方も中にはいるかもしれませんが、これもお勧めしません。
まず前提として 副業するには本業でしっかりと成果をだし、本業で得たスキルを副業でも活かすべき だと思っているので
副業するために本業の手を抜くのは本末転倒です。
実際に本業で残業も多く時間が取れない、という方はいるとはお思いますがそうゆう人は無理して副業する必要もないと思っています。
まずは本業でしっかり成果を出して残業時間も減らしてから副業 を考えた方が良いと思います。
まとめ:土日や平日を活用して副業する時間の確保を習慣化させよう
今回はエンジニアとして副業する際の必要最低限の時間 = 週1日(8時間/週)の時間を確保するための方法をまとめました。
・小さく始める
・日/週/月単位でスケジュールを決める
・仕組み化する
→ 「習慣化」させる事がゴール
土日や平日をうまく使って副業する時間の確保を 「習慣化」 できるように
長期的な目線で日々活動できると良いと思います!