エンジニア向け副業・複業マッチングサービスOffers(オファーズ)のサービス紹介

2020年05月30日(土) 08:40

更新:2020年05月30日(土) 09:33


エンジニアとして積極的に副業をするべき

私は2017年からエンジニアとして副業を始めて現在まで継続しています。
個人的に副業によって得られた経験が非常に良かったので、是非多くのエンジニアに副業をして欲しいと思っています。

エンジニアが積極的に副業するべき理由については以下に詳細をまとめているので是非ご覧ください。


エンジニアとして副業探しにおすすめなサイト

副業を始めたいけどどうすればよいかわからないという方が多いと思い、
副業探しにおすすめなサイトを一覧的にまとめて見ました。


この中から今回は
「Offers(オファーズ)」 をピックアップして
Offers(オファーズ)で副業案件の探し方についてご紹介したいと思います。

「Offers(オファーズ)」でエンジニアの副業案件を探す


サービス概要

オファーズトップ

Offers(オファーズ)は株式会社overflowが運営する副業・複業マッチングプラットフォームです。

Offersは ハイクラス層の副業人材、将来の転職人材(潜在転職層)の総合採用プラットフォーム として、2019年5月にα版リリース以降、現在までに累計で50社以上が活用し、約45万⼈ のエンジニアが登録しているサービスです。
参考:「ハイクラスエンジニア・デザイナーの最短最速採用を目指す」総合採用プラットフォーム”Offers”のα版をリリース

<サービスの仕組み>
エンジニアやデザイナーが自分のプロフィールを登録すると、 登録されているエンジニアやデザイナーに対して企業からのオファーが来る というものになっています。


<仕事の内容>
技術・デザイン顧問、組織立ち上げ・教育システムや制度構築、新規事業立ち上げ、アーキテクチャ設計や基盤構築、運用など幅広い案件があります。


<Offersの特徴>

  1. 「優れた検索性」数十万件のユーザーデータからスキル・経歴・副業意欲などの絞り込みが可能で、求める人材を最短で見つけられる
  2. 「履歴書不用。圧倒的な情報量を誇るユーザーページ」一般的な履歴書の情報だけではなく、SNS上での振る舞いや、知人からのレファレンスなど、定性的な情報もAIでスコア化
  3. 「繋がりの可視化」 社内のメンバーと、欲しい人材とのSNS上の繋がりを可視化。
  4. 「タレントプール機能」「気になる」をしたユーザーが就業意欲を変更したタイミングで自動通知
  5. 「採用管理機能」採用担当者間で、メモ機能をつかったログの管理が可能

Twitter,GitHub,QiitaなどのSNSと連携 させることで自身の スキル偏差値 も算出されるのも特徴です。



オファーズビジョン

Offers(オファーズ)を運営する株式会社overflowでは
「時間をふやす」 をミッションに掲げており、家族や大切な人、自分と向き合う時間など、 「本質的な時間をふやす」 を実現するために、世の中の非効率を解決する事業を展開しています。

overflow自体が創業から約3年にわたって 「正社員ゼロの副業・複業経営」 を実践しており、そういった経験からOffersという副業マッチングサービスの開発に至っているという経緯もあります。
副業のインパクトの大きさや、 働き方を自由に選択できる環境の必要性 を自社の経験を通じて感じていたことに加え、ちょうど副業がトレンド化し始めたタイミングでもあったので、この領域で新しい事業を作ってみようと開発したのがOffersだったようです。


参考:エンジニアやデザイナーと企業をつなぐ副業・複業採用プラットフォーム「Offers」運営が1億円調達

案件内容/案件数/単価

※Offersはサービスの特性上、会員登録しているエンジニアやデザイナーに対して仕事のオファーが来るようになっているので、具体的に公開されている案件はありませんでした。
なので以下簡単にサービスの紹介をいたします。

サービス紹介

Offersを利用するには会員登録が必要になります。
会員登録は以下6つのいずれかで可能です。(※2020年5月時点)

・メールアドレスで登録
・GitHubアカウントで登録
・Qiitaアカウントで登録
・Twitterアカウントで登録
・Linkedinアカウントで登録
・Dribbbleアカウントで登録

オファーズ会員登録


会員登録すると以下のようなマイページが作成されます。

オファーズプロフィール

<特徴>

・自分のスキルが可視化される
・特徴タグから自分の特徴を表すタグが表示される
・ツイッターの呟き情報から性格特性が可視化される
・企業からどのくらい閲覧されているか確認できる
・オファーがあった企業の詳細が確認できる

マイページでは自分の経歴やスキルを詳細に書くことができ、それによって企業側もどの人にオファーを出すかを決めているのだと思います。
特徴タグや正確診断はtwitter等のSNSから情報を自動で取得してその人の特徴を表しています。


実際の案件はマイページを作成しただけでは確認できませんが、
企業が何回自分のマイページを閲覧したのかは確認できて、実際に企業からオファーが来ると
マイページの上部に詳細な情報が書かれてそちらからオファーの詳細を確認できます。


またFacebook連携しているとFacebook上でつながっているOffersを利用している友人が確認できます。
企業からオファーがあった時もその 企業の方とFacebookでつながっている友人がいればつながりを確認できる ので単に企業情報だけなく友人とのつながりを確認できるのは良いところだと思います。



<その他特徴>

・Offersをご利用の方限定で会計freee1ヶ月割引クーポンつかえる
・Offers Magazineというメディアを運営している

サービス外の特徴としてfreeeの1ヶ月割引クーポンが使えたり、プログラミングやデザインの副業に関する記事をまとめたOffers Magazineというメディアを運営しているのも特徴です。


freeeはフリーランスや副業で個人事業主として働く場合に非常に便利なサービスなので そう言ったサービスとの連携は非常に相性が良いと思います。

総評

メリット

・副業(複業)として企業で働く経験ができる
・高いレベルで副業をしたい人におすすめ
・エンジニア、デザイナーに特化したサービス
・受動的に副業案件を探せる

副業(複業)として企業で働く経験ができる

副業というと個人で何かを制作したりプログラミングしたりする場合も多いですが、
Offersでは 企業で働く「副業」 がベースになっています。
提携している企業は大企業からベンチャー企業まで幅広いので、
本業とは別の会社で働いてみたいという方にはとても良いサービス になっていると思います。
本業で1つの会社だけに依存したスキルを高めるよりも副業として別の会社で働くことで
会社に依存しないスキルを高めることができるのは企業で副業として働く大きなメリット だと思います。

高いレベルで副業をしたい人におすすめ

エンジニアやデザイナーのリソースで困っている企業側の課題を解決するサービスでもあるので
求められるスキルもある程度高くなる 印象でした。
その分実際に働くことができれば副業としてかなり良い経験ができると思いますし、自身のスキルアップにも大きく繋がると思うので
高いレベルで副業したい人、自分のスキルをより高めたい人 にはぴったりなサービスだと思います。

エンジニア、デザイナーに特化したサービス

副業マッチングサービスは数多くある中で、エンジニアやデザイナーに特化されたサービスはそこまで多くはない印象ですが
Offersは エンジニアやデザイナーに特化することでGitHubやQiitaなどエンジニアのスキルを可視化 できる連携がされているのは大きなメリットだと感じます。
特にエンジニアとして実際に企業で働く場合には企業側としても働く側としてもミスマッチが起きると良くないので、そうならないために働く側としては自分のプロフィールにスキルの情報などを詳細に載せることができるのはとても良いと思います。

受動的に副業案件を探せる

クラウドワークスなど他の副業マッチングサービスでは案件の募集があり、それに対して複数の方が応募して仕事を獲得するような形式になっていますが、Offersはそういった形式ではなく 企業からのオファーを待つ形式 になっています。
なので自分が仕事を探す必要もなけば、同じ案件に複数の人が集まり競合するようなこともありません。
今すぐ副業したい人だと逆に合わないかもしれませんが、いい仕事があればくらいのスタンスの方であれば自分から仕事を探す手間がなく、 受動的に副業案件を探せる分効率は非常に良い と思います。

デメリット

・案件の内容を確認できない
・経験でこれからエンジニアになりたい人、まずは副業でプログラミングを経験してみたい人には向かない
・今すぐ副業した人には向かない

案件の内容を確認できない

基本的には企業側からのオファーを待つしか副業案件を確認できないので 具体的にどういった副業ができるのかイメージしづらい のはデメリットかもしれません。
もしエンジニアとしての副業で具体的にどう言った仕事をするのか知りたいという方はOffers Magazineでエンジニアの副業についてインタビュー記事などが上がっているので、そちらを確認するとイメージが湧きやすいかもしれません。

経験でこれからエンジニアになりたい人、まずは副業でプログラミングを経験してみたい人には向かない

Offersではハイクラス層の副業人材確保を売りにしている部分があるので
個人として求められているスキルレベルは企業で副業として採用しても即戦力で活躍がでる人材なので、その意味では エンジニア未経験の方は少し厳しいかもしれません。
ある程度エンジニアとしての経験値があり、それを副業として本業以外の企業にも活かせるようなスキル を持っていないと企業からのオファーも来る可能性は低いと思います。
企業として求めるものがエンジニアとしてのプログラミングスキルだけでなく、別のスキルも求めているようならもしかしたらオファーが来ることもあるかもしれないので、そういった方でもプロフィールに自分のできることや得意なことをしっかりとアピールしておくと良いかもしれません。

今すぐ副業した人には向かない

受動的に副業案件を探せるというメリットの裏返しになってしまいますが、
自分からこの企業で働きたい、この仕事をしたいという選択ができるわけではなく、あくまで 企業側からのオファーベース になってしまうので、ある程度長期的にオファーが来るのを待つ必要があると思います。
なので 今すぐにでも副業を始めたい方だと少しミスマッチ になってしまう可能性があります。
ただ自分のプロフィール欄に「副業意欲」の項目があり、「今すぐ働きたい」というステータスも存在するので
すぐに副業したい方であればそちらのステータスにすることでもしかしたら企業側からのオファーも来やすいかもしれません。
オファーズ副業意欲

まとめ:「Offers」でエンジニアとして高レベルの副業・複業案件にチャレンジしよう

Offersではエンジニアとして高いレベルで企業で副業ができるので、エンジニアとしてさらにスキルアップしたい人、エンジニアとして本業以外の会社で新しい経験をした人はぜひ試してみましょう!



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